八海山

日  時:2003年3月15日(土)
天  気:曇り。気温高く無風
雪の状態:積雪190cm、朝はガリガリに凍っていたが、気温が上がるに連れて少し柔らかくなった
リフト券:割引一日券 3800円(1000円食事券付き)
日  程:655六日町IC−730八海山スキー場−800〜1400滑走−1445スキー場−1530,1615五十沢温泉−1633六日町IC
五十沢温泉ゆもとかん 入浴料500円

2月のガーラ湯沢で少しはコブ斜面をこなせるようになったので、長いコブ斜面で名高い八海山に挑戦しようとコブ好きのメンバーが集まった。今回は車1台に5人なので交通費が安上がりでいいのだが、各自の自宅を順番に回っていくのが大変である。

環八経由練馬から関越道に乗る。7時前に六日町ICに着き、コンビニで朝食を調達し7時半スキー場到着。空は一面の雲に覆われているがそんなに雲は厚くないので太陽が透けて見える。風も無く寒くはない。コブ中心の予定なので汗を掻いて眼鏡が曇らないように薄着にする。すぐに支度をして8時前にはリフトに乗った。少し初級コースで足慣らしをして8時半に始発のロープウェイに乗る。

80人乗りの大きなゴンドラはスピードが速く5分で山頂に着いた。コブ斜面が多いせいかボーダーが少なく7割位はスキーヤーである。このスキー場は10年振りだが、前回のコースの様子は忘れてしまった。狭くて余り急ではないコブ斜面が延々と続いたという印象だけが残っている。今回そんな感じの斜面はなかったのでコースが広げられたのだろうか? 標高差800m、3kmの豪快なダウンヒルしかも延々とコブ斜面が続くので楽しみにして来たのだが、この所気温が高かったようで一旦解けた雪がガリガリに凍って朝は整地バーンでも板がバタバタして押さえが利かない。1本目から第3ロマンスリフト沿いのエキスパートコース(最大斜度32度、滑走距離1km)に行ったが、いきなり跳ね返されて全員メゲテしまう。

コブが凍っているばかりではなく凍った雪玉がゴロゴロしていてどうしようもない。昼頃に気温が上がって柔らかくなったから少しはこなせたが、急斜面では全然だめだった。ガーラ湯沢で多少コブを吸収する感覚をつかんだつもりだったが、雪質が悪いとやっぱり難しい。軽くノックアウトされてしまった。1週間くらい連続で練習をしないと上達しないかな。 とにかく延々とコブが続くから1本でもヘロヘロ。それを10本位やっただろうか?薄着でも汗が吹き出る。滑り応えはあったが、コブをスムースに抜けたという達成感は得られず、欲求不満が残った。短いカービングの板に変えた方がよさそうだ。モーグル名人のKは別格として、Wはかなりうまくコブをとらえて直線的にこなしていたが、他の3人は今回はさっぱり駄目だった。

リフトからエキスパートコースを眺めていたら、パトロールのウェアを着たボーダーが短いストックを持って、まるでモーグラーのようなスーパーテクニックでコブ斜面を滑っているのを発見。小刻みな小回りで「タッタッタッタッ」と急斜面のコブを難なくこなして一直線に降りて行った。Kも「ボードであんな滑りが出来るのはすごいですね。あんな風に滑れるんなら僕もボードをやってみたいな」と大感激していた。2時までたっぷり滑り、2時半スキー場を後にする。

帰途、コンビニで教えてもらった五十沢温泉ゆもとかんの大きな露天風呂にゆったり浸かって疲れを癒す。混浴だが女性はいなかった。関越道は全く渋滞がなかったが、所沢から練馬、環八はひどく混んで結局帰宅は深夜になってしまった。 土曜日なのに空いていてリフト待ちはほとんどなく快適だった。もう少し雪が良い時にまた来てみたい。
 
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