アルプスの山旅4

《4.シャモニー[CHAMONIX]からツェルマット[ZERMATT]へ》

8/4 520起床―撤収―730ロジエールキャンプ場出発―750シャモニー―820,913バロルシーヌ―825,919ルシャラー―1010,1015マルティニ―1107,1116ヴィスプ―1232ツェルマット―ホテルバンホフ(泊)

ルシャラーにて  今日も快晴、これで4日連続だ。こうなると、グーテヒュッテでの長い停滞がうらめしい。シャモニーでザイルを始め色んな装備を買い込んだので、荷物が滅茶苦茶に多く、35kg位ありそうだ。キャンプ場から駅までの2kmが遠かったこと。やっと駅にたどり着き、マルティニ行きに飛び乗る。フランス側国境のバロルシーヌで降りて税関を尋ねるが次の駅だと言われる。仕方ないので次の電車を待ち、スイス側国境のルシャラーで税関へ行き免税手続きをする。(トーマスクック時刻表には両駅に税関マークあり)

マルティニでSBBに乗り換える。ヴィスプで再び登山電車に乗り換え、ツェルマットへ向かう。暑くなってきた。マッタータールを遡る電車は6両編成で、登山電車とは思えない位立派だ。禁煙車と喫煙車が分かれており、1等車もある。テッシュのパークアンドライド用大駐車場を過ぎると終点のツェルマットである。標高1606mのこの街はガソリン車乗り入れ禁止で、電気自動車と馬車がのんびり走っている。キャンプ場で幕営するつもりだったが、工事中の為ほこりっぽいので駅前のホテルバンホフ[HOTEL BAHNHOF]へ移動。

ツェルマット駅前 ホテルの女主人 ツェルマットからのマッターホルン ツェルマット郊外にて アルピニスト向けの自炊の宿である。二人で1泊36SF。シャワーは自由に使えるし、食器も貸してくれる。ゴルナーグラート行き登山電車の駅がすぐ隣だ。ツェルマットは小さな街なので半日でほぼ全部見て回ることが出来た。 ツェルマットの山羊マッターホルンへのロープウェイ駅、ウィンパーの眠る墓地、教会、山岳博物館等。名物の白黒の山羊の行列も2回見た。双眼鏡で覗いたマッターホルンは雪がべったり付いて恐ろしそう。マッターホルンの雪の状態が悪く危険なのでホテルバンホフの食堂で悩んでいたら、同宿の英国の写真家が「モンテローザがいい」と薦めてくれた。早速地図を確認して計画を立てる。明日はモンテローザ行きと決定。

[シャモニー―ツエルマット(登山電車・スイス国鉄)94.3FF]