刈田峠から不忘山(1705m)2回目
 
日  時:2007年9月22日(土)
行  程:552刈田峠駐車場〜610,620避難小屋分岐付近〜646前山〜709,722杉ヶ峰〜744,805芝草平〜854,910屏風岳〜943,953南屏風岳〜1026,1112不忘山〜1200,1220南屏風岳〜1300,1310屏風岳〜1403,1411杉ヶ峰〜1503刈田峠駐車場


ルート断面図とルート図
不忘山断面図 不忘山ルート図
カシミール3Dにて作成しています

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まだ日の出前の薄暗い中出発。間もなく明るくなると快晴だった。6時前に着いた刈田峠の駐車場には一番乗りである。16度とやや気温は高いが風があり爽やかな秋の気配だ。避難小屋付近で朝食。この辺り朝露で濡れた笹薮でズボンがびっしょり。オヤマリンドウやノリウツギが多い。前山を越えて少し下り急坂を登り返す。 森林限界を抜けると展望が広がった。振り返ると刈田岳には雲が掛かっている。7時過ぎ、三等三角点のある杉ヶ峰到着。空にはやや雲が掛かって来た。吾妻連峰がよく見える。眠いので芝草平のベンチで寝転んで一眠り。いつの間にか空はすっかり曇ってしまった。石組みされた長い階段道を登る。8時半、烏帽子岳への分岐を通過。平らな笹道となり、間もなく一等三角点のある屏風岳到着。少し青空が戻った。変わりやすい天気である。
 
不忘山 不忘山 不忘山 不忘山
 
次々に人が登って来る。気温は20度。水引入道への分岐を過ぎると南屏風岳の稜線がくっきり見えて来た。オガラバナやドウダンツツジの葉がわずかに色付いている。9時40分、南屏風岳着。後ろの刈田岳の雲が取れてジグザグの有料道路蔵王ハイラインがはっきり見える。少し下るとガレ場や鎖場がある。暑くてバテ気味。  ウメバチソウの白い花が目立つが先週咲いていたハクサンフウロやトリカブトはもうなかった。10時半少し前、ようやく不忘山に着いた。9月も後半だというのに日差しが強くて風もなく、気温は何と30度もあり真夏のよう。しばらく横になって休んだが日陰もないカンカン照りで参った。11時過ぎ帰路に着く。 すっかり暑さにやられてピッチが上がらず、南屏風岳まで50分も掛かってしまった。ようやく雲が広がって少し涼しくなる。22度まで下がって緩やかな稜線歩きは爽やかだ。熊野岳の上に雲。13時、屏風岳帰着。ダケカンバの黄葉が少し。依然として蒸し暑い。烏帽子岳への分岐を過ぎて少し下ると芝草平。長い木道登りが続く。  14時過ぎ、杉ヶ峰を通過する頃には空はすっかり雲に覆われてしまった。ハイマツを縫って岩だらけの急な下りが終わると平坦になり、わずかに登り返すと前山だ。ここからは歩き易い下り。平坦なオオシラビソの森を抜けて緩やかな登りになる。依然として風はなく西日が差して暑い。避難小屋分岐を過ぎると間もなく車道に出た。数分で刈田峠駐車場に帰着。
 
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