晩夏の長者ヶ岳(1335m)と本栖湖
 
日  時:2001年8月24日(金)〜25日(土)

【第1日】長者ヶ岳に登る
行 程:715田貫湖畔−742,755 樹林帯−900,910 ベンチ−942,1030 長者ヶ岳−1115,1120 樹林帯−1140,1155田貫湖畔−1300本栖湖レイクサイドキャンプ場(幕営)湖上カヌー漕行

ルート断面図とルート図
 
長者ヶ岳断面図 長者ヶ岳ルート図
カシミール3Dにて作成しています

ヒノキの植林帯の急登はすぐに終わり、リョウブ、サンショウ、コアジサイなどの落葉樹林となった。人が入っていないらしく、道を遮るくもの巣がやたらに多い。田貫湖キャンプ場への分岐を過ぎ、展望のない登りが続く。空は一面の薄雲に覆われ、風もなく蒸し暑い。今日は山に登った後本栖湖に回り、カヌーキャンプを楽しもうという企画である。雲が切れて少し晴れ間が出てきた。左が開けて小さな田貫湖が見える。あちこちにコナラ、ホオノキ、ミズナラ等の小枝や青い葉がたくさん落ちている。わずかに下ってダラダラ登りとなる。モミが増えてきた。苔むして半分腐っているベンチで休憩。鳥もセミも鳴かず全く静か。動くのはミツバチのみ。イタヤカエデ、ミツバツツジ、ウダイカンバなどが目に付く。右下の谷から沢音が響く。延々と小さなピークを越え展望もメリハリもない登りが続く。小さな起伏に何度もだまされたが、ようやく山頂到着。テーブルやベンチがある長者ヶ岳の平らなピークはブナ林に覆われ、富士展望用に東側だけが伐採してあるが、ガスっていて何も見えない。頭上のブナの梢が風に揺れている。静けさを十分味わって下り始める。先程休んだベンチの下辺りで単独行の男性とすれ違う。下のこわれたベンチ付近で老夫婦が登ってきた。蒸し蒸しするヒノキの植林をしばらく下ると登山口に到着。田貫湖の駐車場はすぐである。朝霧高原の快適な道を飛ばして本栖湖を目指す。

平日なので空いていると期待していたレイクサイドキャンプ場に入ると、随分テントが並んでいる。アカマツ林の中にテントを設営し、きれいに澄んだ浜から漕ぎ出す。山とカヌーを同時に楽しむのは初めてだが、山を歩いた直後に湖上散歩するのも面白い。湖上から眺めるキャンプ場には色んなテントが鮮やかだ。のんびり漕ぎ進み溶岩の岸辺に上がってみる。木陰を選んで陣取り、缶ビールを開け、グレープフルーツを分ける。再び、波静かな湖面をしばらく散歩してキャンプ場へ戻る。夕食は炭を使った豪勢なバーベキュー。しばらく休憩し、夜の湖面に漕ぎ出してみる。三日月が輝いて中々ロマンチックだ。沖合から眺めるテントの明りが美しい。

【第2日】本栖湖漕行
湖上カヌー漕行 1340キャンプ場−1430河口湖IC

【本栖湖:面積4.87k�屐⊆�囲11.3km、水深121.6m、標高900.6m】

翌朝、朝靄が晴れたばかりの湖面に艇を浮かべる。昨日は見えなかった富士山が、晴れ渡った秋空をバックにすっきりと姿を現した。湖岸沿いに左へ進み、昨日より先の溶岩の入り江にカヌーを着ける。泳いでみようかと、腰の辺りまで水に漬かってみたが、岩にヘドロ状の堆積物が付着してヌルヌルと気持ち悪い。しばらく岩の上で朝の爽やかな空気を楽しむ。キャンプ場に戻り、昼食を済ませ、撤収。気分良く、河口湖ICから中央道を大月へと向かう。