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常念岳2857m東尾根〜蝶が岳2664m〜長塀山2566m メンバー:CL佐藤、SL井形・村田、磯貝、土谷、多田、伊藤、志村 【ピッケル、アイゼン、ワカン使用】 [目的] 偵察山行、富士雪上訓練と無事終わり、各メンバーとも色々と修得したと思うが、その成果を今合宿でフルに発揮出来るよう、今から精神的・肉体的に整えることを望む。 CL佐藤記 [以下、社内報光友掲載記事と手帳のメモから構成] ニコン山の会では、51年度正月合宿として北アルプス常念岳〜蝶ガ岳の縦走を計画した。比較的天候に恵まれ、無事下山出来た。 12/29 2330新宿アルプス53号(割合空いている) 12/30 518,655豊科―710,715須砂渡キャンプ場―805,815本沢橋―905,930 2本目―1020,1032大平原登山口―1125,1142 1380m地点―1240 1596m地点(幕営) 快晴だが大寒気団が来ており、明日から吹雪だろう。常念ピストンが精一杯か?薄曇になったが無風でポカポカして気持ちいい。段々雲が厚くなり幕営地に着いた頃には小雪が舞い始めた。風も出て来る。 12/31 230起床―522出発―610,635 1本目―735,755 2033mの先―1005,1025合流点―1128,1200森林限界―1315,1330 6本目―1355前常念岳岩室(幕営)―2100消灯 雪。風はなく、積雪80〜100cm。5時20分出発。これから常念への急登に入る。偵察の時苦しめられた藪こきも今は雪の中。トレースはしっかり付いていて期待したラッセルもなし。北アルプスはやっぱり冬でも人が多いんだなと思う。 樹林限界を抜け、岩稜帯に入る。気温はマイナス11度だが、風もなく歩くと暑い位だ。前常念岳の岩室には先行パーティーのエスパースが張ってあり、ギューギュー。 ラジオで聞いたレコード大賞は都はるみ、最優秀歌唱賞は八代あきだった。 1/1 410起床―705出発―800,815 1本目―900,915常念岳―1010,1025 2650m地点―1115,1135 2500m地点―1235,1240 2550m地点―1335蝶ガ岳への鞍部(幕営)―2010消灯 くもり。視界1km。今日はいよいよ核心部通過だ。気を引き締めて出発。時折り日も差し、白く染まった頂が姿を現す。常念岳ピーク9時。マイナス19度。風5m。岩稜の下りはいつもいやらしい。岩の上に中途半端に付いた雪。確実にアイゼンを置く。雪煙がゴーグルを通して頬に当たる。目も開けられない程の痛さだ。 樹林に入りほっと一安心。快適な幕営地発見。一夜の寝床だ。きれいに整地しよう。天気図によれば明日より相当荒れそう。早く蝶ガ岳を抜ける必要あり。肩凝りが猛烈にひどく苦しい。新しいザックにはようやく慣れてきた。 1/2 420起床―730出発―800,815蝶ガ岳―910,920蝶ガ岳ヒュッテとの凹地―945,1000蝶ガ岳ヒュッテ―1045,1120長塀山―1215,1230徳沢への下り―1300,1330徳沢園―1440上高地駐車場横(幕営) 我々の天気予報を裏切り今日も晴れ。天幕内マイナス5度。外はマイナス19度。出発してほんの10分間ワカン使用。ワカンを使わないと冬山の良さはわかんないとばかり、ワカンを使いたがる無邪気な山男たち。ほんの一瞬の楽しみに全員ガックリ。 1ピッチで蝶ガ岳。風強し。20m位か。もうラストスパートだ。トレースがあり、余りにも楽勝だ。昨日歩いてきた常念が雪煙の向こうに静かに横たわり、また我々を呼んでいるみたいだ。富士山、南アルプスも見える。穂高方面はガスっている。 さて、後は下りだけだ。楽しい楽しいグリセードと尻セード。のんびり下ったが、あっという間に徳沢到着。後は雪の上高地で最後の冬山の感傷にふけろう。 1/3 400起床―715出発―800,810大正池―855,910釜トンネル―1005,1020清水トンネルと山吹トンネルの中間点―1100,1110沢渡―1210松本―立川 雪。マイナス6度。大正池にぼたん雪が降る。釜トンネル入り口には若干デブリあり、急いで通る。 [新宿―豊科2100円+700円、豊科―須砂渡(タクシー)1170円、沢渡―松本(タクシー)5500円] この山行は不思議と印象がない。下山後に雪景色の大正池付近を歩いたことだけ覚えている。緊張もラッセルの苦労もしなかったからだろう。 |
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メンバー:L村田、井形、磯貝 【ピッケル、アイゼン、ザイル使用】 2/10 2300新宿(アルプス53号)石合氏に遭う 2/11 330,430辰野―456,530伊那北―620,635戸台―805,820 1本目―920,1000角兵衛沢入口―1135,1150 3本目―1245,1300 4本目―1350岩小屋(幕営) 晴れ。戸台でマイナス10度以下。角兵衛沢入口でアイゼン着ける。無風快晴で強烈に暑くなる。 2/12 440起床―625出発―715,730 1本目―820,835コル―920,950小ギャップ―1130,1200鹿穴の上―1250第一高点―1425岩小屋(幕営) 快晴。膝までのラッセル。若干風あり。小ギャップから鹿穴を降りて偵察。そんなにやばくない。小ギャップの登り10mどうってことなし。 2/13 420起床―710出発―820,910戸台河原出合―1040,1140戸台―1220,1300伊那市―八王子―立川 気温高く、晴れ。無風。 [新宿―伊那北1780円、伊那北―戸台(タクシー)3780円、戸台―伊那市(タクシー)3720円、伊那市―八王子1500円] 巨大な岩の下が大きくえぐれて洞窟のようになっており、快適な幕営地だった。山で誕生日を迎えたのはこれで2回目。 |
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(計画書のみ、コースタイム不明) メンバー:CL井形、SL磯貝、土谷、多田、高沢、白数 【山スキー使用】 3/18 2213上野― 3/19 沼田―戸倉―大清水―三平峠―長蔵小屋付近(雪洞) 3/20 燧岳スキー滑降―長蔵小屋付近(雪洞) 3/21 三平峠―大清水―戸倉―沼田―上野 アイスバーンの練習になった。雪洞快適。 氷結した尾瀬沼をスキーで縦断して燧岳に登ったのを覚えている。 |
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メンバー:井形、村田 【山スキー使用】 3/31 2332上野―(いわて3号) 4/1 813,900盛岡―1155八幡平観光ホテル―1245大黒森―1345茶臼小屋―1440,1450源太森の下―1550凌雲荘(泊)―1900消灯 気温高くくもりだが、晴れ間あり。高気圧が張り出しつつあり、天気は期待できる。チラッと見える岩手山に雪が多い。楽しみだ。八幡平スキー場のリフトで大黒森へ上がり、そこからスタート。茶臼岳、源太森を経て八幡平頂上直下の陵雲荘に到着。新しいきれいなログハウスだが、1階は雪で埋まっているので2階の窓から入る。すごく快適な山小屋だ。ストーブに薪をどんどんくべてガンガン暖めて最高。 4/2 320起床―910出発―1015,1030大雪原―1105,1140茶臼小屋―1245スキー場ロッジ―1545茶臼小屋(泊)―1900消灯 天気が悪くガスっているので飯を食ってまた寝る。雪。風はほとんどなく視界50〜100m。100m間隔で目印の番号道標が立っているが、この広い雪原で視界がなくては危険だ。天気が回復しそうにないので、縦走をあきらめて引き返すことにする。 樹氷に囲まれた大雪原の真ん中を下る。時々晴れ間が覗く。左のビンディングが壊れた。針金とガムテープで応急修理。茶臼小屋で泊まることにする。小屋には単独の人がいた。 4/3 430起床―650出発―740スキー場―盛岡―上野 今日は晴れた。稜線のみガスっている。非常に快適な滑降でスキー場へ滑り込む。 天気が悪く縦走は出来なかったが、樹氷の間の広い雪原は幻想的で印象深い。陵雲荘から八幡平山頂はすぐなのだが、登頂した記憶はない。下山後、まだ新幹線が開通していない盛岡駅近くで食べたワンコ蕎麦も忘れられない。確か一人1500円位で85杯食べた。その後しばらくは蕎麦を見るのもいやだった。 |
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会津駒2133m〜大津岐山1945m〜燧岳2346mスキー縦走 メンバー:CL井形、SL磯貝、土谷、白数、高沢 【山スキー使用】 (珍しく合宿計画書に[目的][方針]の記載なし) 4/30 2349上野―ばんだい5号 電車は比較的空いていて、例によって発車ぎりぎり7分前に着いたのに運良く座れた。ついてる。ザックは水2Lを含め18kg。 5/1 500,533会津若松―733,805会津田島―1005,1035滝沢橋―1120,1130 1本目―1220,1245樹林帯―1340,1400 3本目―1450 4本目―1510駒の小屋―1545会津駒ケ岳―1630駒の小屋付近(幕営)―2000消灯 快晴。会津田島で1台目のバスに乗れなかったが、増発が出たのでゆっくり座れた。またまたついてる。非常に暑いがランニングの成果か体調抜群。樹林帯でスパッツ付ける。暑さに負けて駒の小屋に着く頃にはバテた。小屋から5分位の所にツェルトを張る。寒くて夜中に4回目が覚めた。やっぱりシュラフ、ヤッケなしで雪上のツェルトでは寒い。 5/2 500起床―1035出発―1130,1150大津岐山―1245,1250巡視小屋手前―1330,1341 1871m峰―1405大杉岳コル―1500,1515大杉岳―1550,1600林道―1620御池ロッジ(幕営)―1930消灯 時々雨風強く、停滞して様子を見る。10時半出発。大津岐山辺りで雨は止んだ。巡視小屋手前の登りでスキーをかつぐ。1871m峰で再び板を付ける。20分で大杉岳コルまで滑り、また板を外す。大杉岳の登りである。また雨が降り出した。雨具を着たり脱いだり 「メンドクサー!」 やっと大杉岳に着く。あとは御池まで下りだ。御池ロッジの幕営料は一人50円。夜、風が強くなった。 5/3 450起床―745出発―845,900広沢田代―940,945熊沢田代―1045,1100 2150m―1120,1300燧岳(俎�堯法�1350,1410尾瀬沼―1455,1505尾瀬沼山荘―1535三平峠下(幕営)―1900消灯 くもり。気温が下がっている。広沢田代、熊沢田代と快調に飛ばし、俎�瑤肪訌阿謀�着。1時間ほどスキー練習。1時に出発。登山者が見守る中、ピーク直下の大斜面に飛び込む。5分間の大滑降。気持ちいい。 北西の風が強いが大分晴れ間が増えてきた。緩やかな樹林帯を延々と下り、ようやく尾瀬沼山荘に到着。全員バテバテ。三平峠下まで登って幕営。 5/4 520起床―700出発―810,825皿伏山―840,845セン沢田代―935,950白尾山―1015,1035富士見峠―1110,1120中原山―1155,1215沢―1305川上川―1405,1450鳩待峠―1515,1520戸倉―沼田―上野 薄曇、無風。出発して10分でスキーをかつぐ。白尾山に着く頃には本曇りとなり、南風が強くなる。今にも降り出しそう。アヤメ平を過ぎ、中原山で登りは終わり。早く鳩待でテントに入りたい。沢で水を汲む。川上川に藪こきで強引に下り、2時過ぎ鳩待峠にたどり着いた。予定ではここで幕営して至仏山でスキー練習をするはずだったが、もう帰ることにする。 [上野―会津田島2600円+700円、会津田島―滝沢橋(バス)1050円+210円、鳩待峠―戸倉(マイクロバス)一人500円、戸倉―沼田(マイクロバス)一人1000円] 特筆すべきは合宿計画書に[目的]も[方針]も書いてないこと。会のレベルが上がったのか?面倒だったのか?参加の5名はいづれもベテランで能書きは必要なかったのだろう。 印象深いのは、周囲の登山者が見守る中、燧岳のピークからキスリングをかついで、直下の40度はあろうかという大斜面に飛び込んだこと。傾斜はきついが幅数百mの広い斜面なので怖くはなかった。但し、飛ばし過ぎて終わり辺りで転倒し、キスリングがのし掛かって肩を痛めてしまった。 計画を変更して至仏山スキー練習を止めたのは、余程くたびれていたのだろう。 |
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メンバー:磯貝、井形、高沢、勝原 【ピッケル使用】 5/20 2130立川―2230,2237大月―2320河口湖(仮眠) 5/21 705河口湖―745,755吉田五合目―850,855六合目―950,1010七合鳥居―1125,1140元祖八合小屋―1205,1240本八合小屋―1320,1340九合鳥居―1410,1435浅間神社鳥居―1500,1550銀明水―1738梶小屋?(幕営?) 快晴、15度。タクシーで五合目へ。最初は快調だったが、元祖八合辺りまで来るとやっぱりしんどい。山頂鳥居に着く頃には頭がフラフラ、足がヨロヨロ。ヨーロッパ遠征に備えて山頂ビバークの予定だったが、高沢が気分悪く、風もきついので御殿場側へ下ることにする。 5/22 600起床―805出発―915,935ゴミ小屋?―1000,1035新五合目―1120,1135道路―1205東富士演習場下―1245国立青年の家―御殿場 くもりで雪がチラチラしている。出発してすぐ雨になり、雨具を着る。ゴミ小屋辺りで本降りになり、視界は200〜300m。国立青年の家まで舗装道路を歩く。御殿場側へ初めて降りたが、バスがなくて参った。 梶小屋とかゴミ小屋とはどこのことか不明。当時のガイドブックにもそういう小屋はない。 |