カヌーマラソンIN丹沢湖2001

日  時: 2001.7.20(金)
場  所: 神奈川県足柄上郡山北町丹沢湖
天  候: 晴、気温高し
行  程:7/20 200丹沢湖(車中泊)
7/20 830受付・検艇―1000〜開会式―1100〜競技開始―1330〜閉会式―1420丹沢湖−1505大井松田IC
参加料:2000円
参加賞:ブルーのキャップ
参加種目: 5Kmファルト艇K1(I)、10kmスラローム艇・ツーリング艇K1(F氏)
エントリー数:約150艇(5Km約70艇,10Km約80艇)
順  位: F氏 10km完漕59艇中50位(棄権17艇) 記録1時間18分54秒
I  5Km完漕61艇中31位(棄権10艇) 記録40分14秒

湖畔のネムノキのピンクの花はきれいだが、丹沢湖はこの所の渇水で水が少なく、湖底のヘドロが表に出て汚い。先週の本栖湖がきれいだっただけに、余計気持ち悪い。今日は3年ぶりのカヌーレースである。ファルト艇は5km、ポリ艇は10kmだが、F氏が参加するスラローム艇・ツーリング艇の部は各地のカヌークラブや山北高校の若者など強者ぞろいのようだ。検艇の後の開会式では日本カヌー連盟会長で、かつての自民党幹事長?だった桜内義雄氏が来賓挨拶をしたが、90歳を越えているのにしっかりしゃべっていた。

丹沢湖 丹沢湖 丹沢湖 丹沢湖
 
洒水太鼓のアトラクションに続いて競技開始である。5km組と10km組が11時に同時スタート。前回に懲りてなるべく前の方からスタートしたかったが、ギュ−ギューで前に行けない。結局、合図と共に後ろから漕ぎ始める。隣とパドルがぶつかって思うように漕げない。もたもたするうちに早くも先頭は遥か彼方だ。暑いので余り必死で漕ぐ気にならず、マイペースで漕ぐ。60歳を越えたと思われる年配の人のファルト艇がゆっくりと追い抜いていく。そんなに早いとも思えないのだが、追い着けず徐々に離されていく。何ともはがゆい。

10kmコースの分岐を過ぎると折り返し点の大仏大橋が見えてくる。その橋桁が目標だ。早くも折り返してきたトップ集団のファルトやオープンカヌーが、次々にすれ違っていく。橋の上には大勢の人が見物している。「がんばれー」と声を掛けてくれる人もいる。反時計周りに橋桁を回り込み、復路に向かう。順位は真ん中辺りか?風がほとんどなくて暑い。岬を回りこんでゴール地点が彼方に見えて来た。この辺りから漕いでも漕いでも進まず、腰がだるくてたまらなくなる。まるで誰かがカヌーの後ろを引っ張っているようだ。すぐ前の人にも全然追い着かなくてしんどい。膝を立てたり、足を突っ張ったり姿勢を変えてみるが、だるさはどうしようもない。

丹沢湖 丹沢湖 丹沢湖 丹沢湖
 
川を上流に向かって遡っている感じで、景色が動かない。前に追い着く気力もなくなり、艇やパドルの性能が悪いのかといらいらしてしまう。やっとの思いで、ちんたらとゴールイン。5km40分14秒で61人中31位。トップは29分57秒。3年前も40分位だったから全然早くなってない。10kmに出たF氏は1時間19分だった。シーカヤック二人艇の部では、検見川浜仲間で八木沢倶楽部のK・S氏が1位だった。52分29秒というタイムは10kmの部全体でも2位という素晴らしい記録だ。

表彰式で気が付いたが、50代後半から60歳以上と思われる人がかなり入賞していた。長年やっていて色んな大会に出ているのだろうが、大したパワーである。主催者の山北町としては、この大会は今回が第1回(1998年の前回は神奈川国体関連イベントとして開催)だが、町興しの為にもずっと続けたいそうである。今回は二人で寂しかったが、来年は大勢で出てみたい。