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五竜岳遭難始末記
1974年3月に発生した遭難事故の記録です
後立山連峰五竜岳登頂後下山中、五竜山荘手前で黒部側へ500m程滑落したものの、積雪が多く岩にもぶつからず停止したため、雪洞を掘って天候の回復を待ち、2日後に自力で登って救助された顛末記です
山行計画 遭難までの行動経過
遭難後の行動経過 遭難時の装備と食糧
救助活動の経過 捜索費用
遭難の原因 生還の要因
メンバーの手記 遭難者の手記
金子定雄さんからの手紙後記
 
このページを見たということで金子さんの弟さんから連絡をいただいた。何度かメールをやり取りしていた所「金子定雄遺作集」という立派な写真集を送って下さった。金子さんはこの事故後に若くして亡くなられたのだが、その死を悼んだ仲間の山岳写真家が膨大なネガの中から選んだ写真でこれを作られたそうである。山へのひたむきな思いが伝わってくる写真集である。事故から30年を迎えようという矢先に金子さんの写真集が届くとは何かの因縁を感じてしまう。インターネットは思わぬ縁を結ぶものである